ビジネスに生かす禅的な思考を体得する
 禅と経営にブリッジをかけた21世紀の禅


 はじめに

坐禅の「坐」は、土の上に人が二人いると書きます。
この「二人」は自己の二面性を表しています。
良く考える自分と、悪く考える自分。
前向きな自分と、後ろ向きな自分。
自己と自己が対面するさまを表しているのです。

坐禅の「禅」は、しめす偏に「単」と書きます。単純に示せという意味です。
つまり、良い自分も悪い自分もひとつに集約しなさいということ。

経営禅研究会は、坐禅を通じ、ビジネス上の悩み・喜び・悲しみばかりでなく、
自分自身の二面性をシンプルにとらえ、迷わずに自己を学ぶことを目的としています。


会は一ヶ月に一度のペースで、有志たちによって自主的に開催・運営されています。
年齢・国籍・性別もさまざまな、縁あって集まった人たちが、自己を高めあう場。
それが経営禅研究会です。


 代表者ごあいさつ




「ひととき坐ればひとときの仏」
身・息・心を調えて坐ることで、人は誰しも、ひととき仏になることができるのです。
つまり坐禅は、いつでもどこでも、あなたが坐りたいと思ったそのとき、その場所で、癒やしと安らぎが得られる最高のリラクゼーションでもあるのです。

以来、通算100期を超える経営塾で、塾頭として経営トップ及び経営幹部の指導を行い、卒業生はおよそ2,000人を越える。
経営コンサルタントのベースを禅から修得したため、禅に対する造詣が深く、経営の悩み・苦しみ・楽しみ・喜びなど経営者の気持ちが解る指導者として評価が高い。経営の基本、原理・原則を踏まえた上での、時流を的確に捉える指導法で企業の経営改革に数々の実績を上げている。顧問先はいずれも史上最高の決算を出しており、“勝ち続ける経営”を指導する第一人者として活躍中。

2015年10月代表取締役を退任し、現在シニアコンサルタントとして後進の育成に専念する。

著書に『日めくり 人生をひらく絶対積極』(JDC)、『1分間経営術』(致知出版社)、『社長の着眼』(JDC)、『できるビジネスマンはここが違う』(現代書林)、『今すぐはじめたい50の原則』(現代書林)、『会社を伸ばし人を育てる愚直経営』(リヨン社)、『経営キーワード集』『To Do List』(ISK)などがある。メールマガジン“[ワンマネ]1分間実践経営”を毎日、“社長の着眼”を隔週で配信しており、30,000人以上の愛読者を抱える。
・東京青年会議所シニア会員
・東京紀尾井町ロータリークラブ会長(2004~2005年)
・経営禅研究会主宰


 鎌倉で





ある講演会で田里先生のお話に感銘を受けて以来、私は鎌倉の先生のお宅に通うようになりました。三十年間にわたり、坐禅を通じて、人の道・経営の道のなんたるかを教えていただいたのです。

どんなに多忙でも必ず時間を作りました。いわゆる「無遅刻無欠席」です。最初のうちは、一緒に鎌倉の山や海岸を散歩するばかりでした。けれど、あとになって考えると、先生の何気ない一言やちょっとしたしぐさすべてに、禅があったのです。やがて、先生は一緒に坐ってくださるようになりました。

しばらくすると、私の鎌倉通いが周囲に知られるところとなりました。
「飯塚さん、毎月毎月、どこかに通って何かを勉強しているって本当ですか。何か、とてもいいものなのですか。いいものなら、私も連れて行ってくださいよ」
こう頼まれることが次第に増えていきました。

気づいた時には、田里先生の鎌倉の道場に入りきれないほどの人数が集まっていました。これが、経営禅研究会の母体となったのです。


 先生の志を


 広尾から



 坐禅会にご参加ください

月に1回(第2木曜)開催しております。
どなたでもご参加いただけます。経営者以外の方でも大丈夫です。



 主催団体について